2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第六十八夜 グレンドロナック

実はうちのじいさんとばあさんは干し柿を作っていました。だから、実家には今も柿の木がたくさん。秋にはオレンジ色のころころした柿がたわわに実ります。子供の頃、干す前の柿を口に入れてみたことがあります。だってあんなに甘い干し柿なんだから干す前の…

第六十七夜 グレンモーレンジィ バーガンディーフィニッシュ

口内調味。盛り付けてある段階ではまだ味付けが未完成で、口でもぐもぐすることで味付けが完成する。つまり漬け物でご飯食べるみたいなことですか。これは日本人特有の習慣なんだという話をネットで読みました。、、、しかし、まてよ。ワインの世界ではワイ…

第六十六夜 余市12y ソーダ割り

一昨日、余市はソーダ割りも良いかもなどと書いたので責任をもって検証します(笑)で、結果ですが大当たり。やはり良い。予想通り燻製のようなスモーキーさが炭酸の刺激と相まって、これ爽やか。濃いめに作って貰ったので甘苦さもしっかり。 ん、これはどこか…

第六十五夜 グレンモーレンジィ マデイラウッドフィニッシュ

基本的に山育ちなので海には結構な憧れを抱いています。潮の香り、波の音、砂浜の感触。特に砂浜。細かい砂はよく見ると様々な形、色。白もあれば透明、赤に黒。光を受けると万華鏡のようにみえる瞬間があります。万華鏡。 今回はそんなウィスキー、グレンモ…

第六十四夜 余市20y

フライドポテト、好きな人いますね。 私はそうでもありません(笑)。ただし、きんきんに冷えたビールと合わせる場合は話が別。塩気、油のコク、そしてイモの甘い香りがサクサクした食感と一緒に口にひろがります。そこに、冷たくてやや苦みを含んだビールが流…

第六十三夜 MACALLAN 18y

自分の記憶の曖昧さ加減にため息をつく時があります。 仕事でもそうなんですが(笑)、ウィスキーでも。マッカランといえばシェリー樽熟成というイメージが まずあって、シェリー樽は甘いという思い込みがかぶさっていました。確かに最初はクリアな果実香。 …

第六十二夜 KINGSBURY'S "THE SELECTION" Bowmore Distillery

仙台は国分町の端っこで。KINGSBURYというのは蒸留所ではなく、 蒸留所からウィスキーを樽ごと買って瓶詰めして売る会社の の名前です。ウィスキーの世界ではこういうたちをBOTTLER(瓶詰業者)と呼びます。一般的にボトラーズと言うと、何かすっごいレアな樽…

第六十一夜 GLENGOYNE 21年

そうそう忘れないうちに書いておかないと。 年末に浦和で飲んだ時にバーテンダーさんと ウィスキーを果物と合わせる話題になったんです。せっかくなのでお勧めの組み合わせを聞いてみたのが これです。ただ、果物といっても色々。 たとえばマスカットのよう…

第六十夜 シングルモルト宮城峡

初詣。 と、言ってもおっきな神社に行ったりしないのです。実家付近の天神様、お墓、山の神様、池の神様、お稲荷様、八幡様、観音様、お地蔵様を一回り。雪の積もった山道を気合で進んでお参りします。今年はお神酒としてウィスキー。 少しでも土地のものと…