2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第五十七夜 ARDBEG 10Y

”究極のアイラモルト”と呼ばれるARDBEG。 最高に煙たいという感じですが、その煙たさだけではないです。煙たさの裏側に感じられる味の方。 熟した果物、特にしっかり食べごろ迄熟させたラフランスに 良く似ている甘さが強い。この甘さとかぶさるように香って…

第五十六夜 ダルユーイン1996 10年

熟した花梨、甘酢、ココナツのような甘い香り。口にした際感じるのは何といっても苦味。 舌全体に満遍なくかつしっかりと苦い味が広がってゆく。飲む際に考えるのは、この苦味は一体何を意図して設計されたのかということ。ウィスキーの味は製造方法や樽詰め…

第五十五夜 白州12年

白州12年 仙台にて友人と。てんぷらと刺身をつまみながらの一杯。 てんぷらや魚の油に飽きてくる頃にきゅっと一口。さっぱりする感じ、そして日本酒みたいに和食になじむ。 山崎や宮城峡より食中酒向きなかんじがします。久しぶりの定禅寺通、街路樹というに…

第五十四夜 グレンフィディック ソレラリザーブ

土曜であまり人通りの多くない八重洲の地下街。 本日はグレンフィディック。世界でもっとも飲まれているシングルモルト。 飲んだ際の舌触りが滑らかで甘い。かすかに、アクセント 程度の煙たさ。どちらかといえば女性的な味わいです。さて、今回はそのソレラ…

第五十三夜 ニッカ 宮城峡 15年

別に七夕開催中だからではないんですが、宮城峡。 ここに載せている蒸留所で唯一現地に行ったことのある蒸留所。宮城とあるけど、雰囲気&仙台駅からの遠さはほぼ山形。 綺麗な川と深い山。そして、寂れた遊園地が近くに。白州、山崎ときて今回が宮城峡。 一…

第五十二夜 ハイランドパーク 18年

シェリーの甘さがこってりとした味わいです。 そして遠くで熟れた葡萄の風味。それでも”ハイランドはマッカランとは違う”と シングルモルトTVに出てた宣伝担当の人曰く 麦やかすかなピートの香りとのバランスがこのウィスキーの信条。でも、何より気になった…

【ウイスキー マガジン ジャパン】 軽井沢 1997 13年

ウィスキーマガジンジャパン社がオックスファムとコラボしたチャリティーウィスキー。売り上げの一部がオックスファムに寄付されます。 ありがたや、、ってちょっと違うか。軽井沢はメルシャンの蒸留所。 爽やかな香りが白州と少し近いかも。 なんともいえな…

第50夜 ジュラ 16年

ジュラ島という小さな島で作られるウィスキー。 甘い香りと甘い味から始まってわずかな苦味でおわる。苦味と言っても珈琲飴のような甘苦さ。 つくづくこのタイプのウィスキーはそのまま飲むように つくられているんだなあと思います。HPにのっている砂浜の絵…