第六十一夜 GLENGOYNE 21年

そうそう忘れないうちに書いておかないと。
年末に浦和で飲んだ時にバーテンダーさんと
ウィスキーを果物と合わせる話題になったんです。

せっかくなのでお勧めの組み合わせを聞いてみたのが
これです。

ただ、果物といっても色々。
たとえばマスカットのような甘さと酸味のバランスが良い葡萄と合わせるには、という振り方をしてみました。

このウィスキーの特徴は
麦にピートの焚き込みをしないこと。
つまり煙たい要素がなく、モルトの香りと樽の風味だけで
味が構成されています。

確かに煙たいフルーツはいまいちかも。

果物の風味に沿ったウィスキー。
つまり平行の味なわけですね。

一つの答えが出たわけですが、
同時にまったく対照的な味わいをかわるがわる
味わうという方向性もあるはず。

そんな果物のおいしさと綺麗な垂直を描いてくれる
ウィスキーはないものか。しばし探してみることにします。