第二十八夜 RESETBAUER 1997

月中、緩やかな時間が過ぎてゆきます。
東京でも雪が降る寒さ。少しあったまって帰ります。

本日はなんとオーストリアのウィスキー。ライゼットバウアー。濃厚にドイツ語感漂う名前です(少しいやな予感)。

実は一昨日のブルイックラディと同じく貴腐ワイン、トロッケンベーレアウスレーゼ樽熟成です。それとの比較の意味を込めて楽しみにしていたのですが。。。

まず色。薄い黄緑色。何をどうするとこういう色になるんでしょうか。不用意に鼻を近づけてしまったのですが、飛び込んできたのは劣化した木の香り。そこにわずかにレーズン香が混じります。

味は甘い。いつまでも口の中に残るべったりした甘さ。
HPに、Ich geh meinen eigenen Weg...(自分の道を行くぜ..)とうたって、この樽での熟成を前面に出していましたが、やや脱線してしまったような感じ。

グランスタでチョコレートを試食して急ぎ帰宅しました。