第二十二夜 THE BALVENIE SINGLE BARREL15y

夢の様に過ぎ去ったWHISKY MAGAZINE LIVE2010から一夜。
少し落ち着いて八重洲地下街を歩きます。

すると普段はあまり見ない外国人客が。
ウィスキーを物色しているようですが、手に銀座香十の紙袋が。。こやつできる。。。

さて国際交流はさておいて今日はバルベニー。
熟成はバーボン樽だそうです。

香りはグレープフルーツジュースとみずみずしいロザリオビアンコ。爽やかで美味しそうな感じです。
バーボン樽熟成が好きになる一杯。

味は結構甘い。オレンジの果汁。爽やかですがしっかりした甘さです。

続く苦味も強いけれどとげがない。かなりビターなチョコレートでしょうか。後味として生木の匂いとわずかな香ばしさがのこります。

新緑の緑のように爽やかな風味が甘みや苦味にも影響を与えてる気がします。川でせせらぎに耳を傾けながら一杯やったらおいしいだろうなあ。

WHISKY MAGAZINE LIVEで試飲した分は百日にカウントしないことにしました。
あの密封された空間で次々とこなした試飲。
贅沢だけれども各ウィスキーの魅力を見つめることにはつながっていないと思いました。じっくり一杯。すこし散歩でもしながらああでもない、こうでもないと味わうのがこの企画の趣旨ということで。

参加したTOMATINのテイスティングセミナーは
味の傾向を整理するひらめきを得られたので、非常に満足。そのうち特別編でまとめます。