第八十六夜 アードベッグ アリゲーター
熟成させる樽を目一杯チャー(焦がす)のをアリゲーターチャー(鰐肌焦がし)というんだそうです。アードベッグの個性であるピートの風味に、これがどう絡んでくるのかが楽しみ所。
第一印象は果物のような甘さだったのは少し意外ですが、この辺は原酒の強さ。
しばらくすると焦がしキャラメルのような甘い雰囲気が出てきます。
で、後味にずっしりとピート。ああ、アードベッグだという風格のあるピート。
次に来る風味が楽しみなようで、怖いようで。
何というか、どきどきするウィスキーです。
ハセガワさんにて。皆酔い、笑み零れる。
ウィスキー好き三名で昼間から。
試飲するだけして、試飲してお腹が空くと
隣の中華屋で豚を喰らい、再び試飲するという。