第十二夜 KNOCKANDO SLOW MATURED

さて待ちに待った週末。用事を終えて、天気も良好。
昼から地下街へ赴きます。

香りは甘いバニラかキャラメルの感じですが、青林檎のような爽やかな果実の要素も。

オレンジといわれることが多いようですが、個人的には林檎の果汁を彷彿とさせる甘酸っぱい香りです。そして既にわずかにピートの香ばしさが漂ってきます。

味は芳醇ながらすっきりとした甘み。利府梨の果汁のような舌触りです。
そして、ここにも既に香ばしい感じが。

後に残る風味は、ピートがしっかりきてます。良い意味で煙たい香りが胸いっぱいに広がります。
その中にわずかに潮か海草のニュアンスが漂います。

程度の強弱はありますが、終始香ばしい香り。その一方で風味の展開が非常に動的。
華やか・甘い系の風味と煙たさのベストバランスを求めているという点で、
姿勢としてはロイヤルロホナガーやハイランドパークと似ているのかもしれません。